eLPIT体験記

私の"eLPIT" 受講、受験体験談

  千葉県  N.K. 第一級デジタル通信(DD第一種)

◇受講の動機について◇

私の職場は、電子機器メーカーの工場施設管理、レイアウト工事管理を行っていて、私は電気主任技術者、エネルギー管理士を勤めていた。最近のレイアウト工事のなかの通信工事は技術の進歩が早く、工事担任者DD1種程度の知識・スキルが必要とされてきている。新方式のDD1種は、今後定期的にスキルアップ研修を行い、常に最新の技術が学べる制度となったことでDD1種の資格が魅力あるものとなった。デジタル3種は昨年取得したが、1種へのレベルアップは計画的な学習が必要だと思っているところにeLPIT講座のことを日本データ通信協会のホームページにて知り、申込みを行った。私は兼務として会社の教育を行う組織の一員(人材育成センター)でもあり、eラーニングで資格取得ができることに興味もあり、上司に相談し、受講させていただくこととした。

◇"eLPIT"の学習体験について◇

eLPITの学習内容は、整理されシステム的になっているのでスムーズに学習できた。単元ごとに、理解度チェックもあり、理解しやすい構成となっていた。音声を聞きながら、画面で解説を受ける形式は理解が深まりやすい。

◇私の勉強方法について◇

当初は、職場のパソコンを使用して、昼休みの時間も使いながらと考えていたが、会社のネットワークのセキュリティの都合で、自宅のPCでしか対応できないこととなった。幸いなことに5月のゴールデンウィークの夜は、パソコンに集中できたので、学習のリズムをつかむことができ、平日は夜、若しくは早朝3時ごろから起きて、PCに向かっていた。休日も努めてPCに向かっていた。中間テストは少し難解のところがあったため、リックテレコム出版のDD1.2種実戦問題集を購入し、理解を深めることに努めた。

◇修了試験の受験体験について◇

修了試験の2週間前からは、事務局からアドバイスいただいたように、各章の中間テストを毎日2回はトライした。養成講座ではなく本試験の過去問題も解けるように学習し、修了試験に臨んだ。
修了試験ではどのようなものが出題されるのか不安があったが、eLPITの各章の中間テストがクリアできれば、類似の問題が多かったので、問題はなかった。2時間のところを30分で終了することができた。

◇eLPITがきっかけで電気通信主任技術者も合格◇

eLPITの受講でDD1種を取得することはできたが、それにより試験学習のコツがつかめたので、AI・DD総合種は、独学で合格することができた。さらに、電気通信主任技術者(伝送交換)も、科目免除制度を活かして、合格することができた。 eLPITは学習のロジックをつかむには、有効な教材であると思う。
今後は情報通信エンジニアとして、高度情報化社会を支えていけるよう、いまのスキルをさらに磨いて行きたいと思っており、電気通信主任技術者(線路)、技術士(電気電子部門)二次試験も控えている。
今回のeLPIT講座は、時間の無いビジネスマンや学生諸氏にとって、資格を取得するには、系統立てて短時間で学習できるので、好材料だといえる。eLPITをきっかけに上位の資格へ科目免除を活かしてステップアップが可能である。
事務局の方への要望としては、実戦の場の講座、たとえば光多重通信が体験できる、自分で設定できる、などの研修の講座があれば、より業務に行かせる人材を養成できるように思える。とはいえ、eLPITの修了試験を無事クリアすることができたことは、ご指導いただいた事務局の皆様のおかげです。ありがとうございました。

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